住宅ローン65歳完済でも大丈夫?25歳で組んだ我が家の返済計画と本音

はじめに

住宅ローンは60歳までに完済するのが理想

こんな話を、一度は聞いたことがあると思います。

我が家が住宅ローンを組んだのは私が25歳のとき。

そして完済予定は、65歳です。

正直に言うと、「本当に大丈夫なのかな?」と、今でも不安になることがあります。

それでもこの返済計画を選んだのは、教育費・老後資金・生活費を含めた家計全体のバランスを考えた結果でした。

この記事では、25歳で住宅ローンを組み、65歳完済を選んだ我が家の返済計画と、その裏にある考え方・正直な本音をまとめます。

① なぜ25歳で住宅ローンを組んだのか

住宅ローンを25歳で組んだ一番の理由は、子どもを持つ前に住環境を安定させたかったからです。

我が家は将来的に、夫婦2人・子供3人の家族5人で暮らすことを想定しています。

その場合に必要な広さの賃貸住宅と、持ち家を比較して考えました。

すると、5人で住める賃貸住宅の家賃と、同等の条件の持ち家で支払う住宅ローンの返済額は、ほぼ同じか、むしろ持ち家の方が安いという結論に至りました。

また、現在勤めている会社は複数の事務所があり、将来的にある程度の転勤の可能性もあります。

その点も考慮したうえで、転勤があっても対応できるエリアに売土地を見つけられたことも、大きな決め手でした。

家族が増える前であれば賃貸でも暮らせます。

ただ、いずれ持ち家にするのであれば、賃貸に支払う期間を住宅ローンの返済期間に充てた方が効率的だと考え、早めに購入する決断をしました。

② 我が家の住宅ローンの前提条件

我が家の住宅ローン条件は、次のとおりです。

  • 借入年齢:25歳
  • 完済年齢:65歳
  • 返済期間:40年
  • 月々の返済額:約8.2万円
  • 金利タイプ:変動金利
  • ボーナス払い:なし

金利タイプは変動金利を選びました。

理由は、固定金利よりも変動金利の方が金利が低かったからです。

将来的に金利が上がる可能性があることも理解したうえで、「状況が変われば、その時に見直せばいい」という考え方を取りました。

また、ボーナス払いは設定せず、毎月の返済額だけで完結する形にしています。

ボーナスに頼らない方が、家計としては安定すると考えました。

③ 65歳完済でも「いける」と考えた理由

65歳完済でも大丈夫だと考えた理由は、収入がある期間と、支出が減るタイミングを重ねて考えたからです。

まず一つ目は、定年年齢が今後さらに伸びていく可能性が高いと考えたことです。

すでに定年は60歳から65歳へと移行しつつあり、私が定年を迎える頃には、65歳まで働くことが当たり前になっている時代だと考えています。

そのため、65歳まで住宅ローンの支払いが続いても、同時に収入もある状態が続くと想定しました。

二つ目は、60歳頃には子どもたちが就職し、金銭的に自立していると考えたからです。

子どもが独立した後は、教育費や養育費の負担がなくなり、そこからは自分と妻2人分の老後資金と住宅ローンの支払いに集中できると考えました。

「最短完済」より「長期バランス」を選んだ理由

住宅ローンは、できるだけ早く完済するのが正解と言われることも多いです。

ただ我が家は、最短完済よりも家計全体のバランスを優先しました。

住宅ローンは、数あるローンの中でも金利が最も低い部類に入ります。

将来必要になる可能性のある自動車ローンや教育ローンと比べても、住宅ローンの金利は低く設定されています。

そのため、住宅にかかるお金はローンで薄く長く支払い、手元に現金を残しておく方が、家計として柔軟に対応できると考えました。

車の購入費や、子どもの養育費・教育費は、その都度現金で一括支払いした方が、結果的に支払総額を抑えやすいからです。

月々の返済額をできるだけ低くするため、借入先の銀行で選べる最長期間である40年返済を選びました。

④ 正直、65歳完済で不安なこと

ここまで理由を書いてきましたが、正直に言うと、不安がなくなったわけではありません。

特に不安なのは、子育てと出費が重なる時期です。

我が家では、子育てが本格化する期間は片働きになる可能性が高いと想定しています。

その期間は、養育費・教育費に加えて、住宅ローンの返済、自動車の維持費など、出費が一気に重なります。

現在積み立てている積立NISAについても、収入だけで足りなくなった場合は、切り崩していく覚悟をしています。

また、子どもが自立した後に住宅ローンと老後資金に集中できたとしても、定年までに老後資金を十分に確保できる保証はありません。

特に、子ども3人分の養育費・教育費がピークになる時期に、住宅ローンを含めたすべての支払いを続けていけるのかは、今でも一番大きな不安です。

⑤ 繰り上げ返済を「今は」しない理由

住宅ローンについては、繰り上げ返済を勧められることも多いです。

ただ我が家は、現時点では繰り上げ返済を優先していません。

理由は、住宅ローンを早く返すことよりも、優先したい支出があると考えているからです。

子どもの養育費・教育費、自動車の購入費・維持費などは、できるだけ現金で一括支払いした方が支払総額を抑えやすいと考えています。

また、住宅ローンは金利が低く、住宅ローン控除もあるため、焦って返済する必要はないと判断しました。

さらに、住宅ローンの金利による支出と、投資による資産運用を比べると、期待値としては投資の方が大きいと考えています。

そのため我が家では、繰り上げ返済よりも投資を重視しています。

将来的に子育てが落ち着き、共働きに戻って金銭的な余裕が生まれた場合は、その時点で繰り上げ返済を検討してもいいと考えています。

⑥ 今の結論(27歳時点の考え)

現時点での結論として、65歳完済の住宅ローンは失敗ではないと考えています。

家族構成や収入、価値観によって、住宅ローンの正解は変わります。

今回の判断は、将来の不安が消えたから選んだのではなく、今の自分たちが納得できる選択をしただけです。

状況が変われば、方針を変えてもいい。

そう考えながら、今はこの形で進んでいこうと思っています。

⑦ まとめ

若いうちに住宅ローンを組むことに、不安を感じるのは当然だと思います。

それでも我が家がマイホームを選んだのは、将来家族5人で暮らす姿を考え、自分たちなりに比較・検討した結果でした。

この選択が正解だったかどうかは、まだ分かりません。

ただ、考え抜いて選んだという点では、後悔はしていません。